湯治場、歓楽街、観光地。長野県松本市の浅間温泉は、開湯以降この3つのフェーズを経て現在に至っています。これらの積層を踏まえ、これからの時代、いわば「次章」としてどのような物語を紡いでいくことが、この土地にとって相応しい営みなのでしょうか。 ひとつ、確かな事実があります。主役を担ったり、脇役に回ったり、ポジションはその時代ごとに様々ですが、この土地ではいつも、湯が湧いていました。すなわち「湯ありて、湯治場」「湯ありて、歓楽街」「湯ありて、観光地」だったのです。ならば、次に綴るストーリー「湯ありて、___」も、湯が示してはくれないでしょうか。 そのヒントを探るとき、独創的なアーティストの視点から土地の風土や文脈を捉えることで、この温泉地の秘める可能性に近づきたい。そう考えました。「湯が創作の発想を湧かし、その創作による表現が浅間温泉の新章を沸かす。そのような実践を試みることは、できないだろうか」。これが、私たちの立てた「問い」です。 アーティストと併走しながら、地域の文脈を読み解き、浅間温泉の「次章」を探るプロジェクト「ユアリテ」を、はじめます。
〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3-3-9 Google Map
※会場入り口は田辺薬品と異なります。現地のサイン案内をご参考にしてください。
〇バスで移動
松本バスターミナル(アルピコプラザ)①乗り場から[32]浅間線、[130]信大横田循環線で「浅間温泉入口」または「ホットプラザ浅間前」まで乗車(約30分)、「浅間温泉入口」バス停から徒歩約10分、「ホットプラザ浅間前」からは徒歩約2分
〇タクシーで移動
JR松本駅より約20分